20代一人暮らしの社会人の生活費用と毎月の貯金額は!?

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20代になって『社会人として働く』ということは誰もが意識することですが、『一人暮らし』もその中の1つ。

学生の頃とはまた違って費用や貯金に対する考え方が必要になってきます。

社会人として一人前になっていくためにも、私生活である一人暮らしの費用や貯金について自ら計算していくことができるということは、この先の将来のためにも必要なこと。

一体どのくらいかかるのか、どれだけのお金が必要になってくるのか確認していきましょう。

 

社会人になって一人暮らしをする人の割合は?

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学生の頃から一人暮らしをする人も多いですが、さらに増えてくるのが社会人になってから。

新生活のスタートを一人暮らしという形でし始める方はどれくらいいるのでしょうか?

  • 一人暮らし:33.1%
  • 実家暮らし:59.2%

という結果が2017年に株式会社モニタスが行った調査で明らかになりました。

男女比でいうと、男性の方が初任給が高いめか、一人暮らしをする割合が多い傾向にあります。

 

3人に1人以上一人暮らしの状態で社会人スタートを切るわけですが、このデータは学生時代から継続して一人暮らしを続けている人も含まれているため、就職を期に一人暮らしを始めたという人はそれほど多くなさそうです。

しかし、就職と同時に社会人になるという方にとっては、期待と同時に不安も大きいもの。

中でも『お金』という部分は、生きていく上で切っても切れないものですので、その具体的な費用や貯金額に関心を寄せている人は多いのが現状です。

 

20代一人暮らしの社会人に必要なお金は?

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では、20代で一人暮らしをし、社会人として生活していくために良いスタートを切るためには、一体どれだけのお金が必要になってくるのか確認していきましょう。

最初にかかる費用や、毎月必要なお金、もっておくべき貯金額などなど、気になることは先に知っておいて計画的にやっていきましょう。

 

そもそも引っ越しにお金がかかる

一口に『一人暮らし』といっても、いきなり全て準備され、整った環境に住むことができるというわけではありません。

自分で暮らす環境は全て、ゼロの状態から自分の手で整えていくことになります。

ですので、まずは『引っ越しする際に必要な費用』というところからスタートです。

それぞれ細かくみていきましょう。

 

引っ越しの費用

まず、よほど持っていきたいという場合以外は、家具や家電は新居で揃えましょう。

荷物が増えれば増えるほど、自分では運べなくなるから業者に頼んだりしないとならなくなり費用が高くなります。

新居で必要なものを揃えるようにすれば、宅配を頼んだりレンタカーを借りるとしても、ダンボールも少量で約10,000円ほどで済ことになりますし、自家用車があればほぼお金をかけずに引っ越すことができますよね。

で。、具体的には以下の項目が引っ越しで揃えるべきものになるかと思います。

  • ベッド:約10,000円
  • テーブル:約5,000〜6,000円
  • 椅子:約3,000円
  • カーテン:約4,500円
  • 照明:約5,000円
  • 冷蔵庫:約26,000円
  • 電子レンジ:約10,000円
  • 炊飯器:約8,000円
  • 掃除機:約8,000円
  • 洗濯機:約30,000円
  • テレビ:約25,000円
  • 生活雑貨・生活必需品:約5,000円

などなど、最低でもこれだけのものとお金が必要になってきますし、こだわればこだわるほど増額されていくことになるでしょう。

 

『初期費用』部屋を借りる費用

こうみると『家賃を調べてその分用意しておけばいいんじゃないの?』と思われるかもしれませんが、一人暮らしはそれだけでは始めることはできません。

そもそも部屋を借りるためには『初期費用』と呼ばれるいくつもの費用が必要になってくるのです。

  • 敷金:家賃一ヶ月分程度
  • 礼金:家賃一ヶ月分程度
  • 仲介手数料:家賃一ヶ月分程度
  • 前家賃:契約した月の翌月の家賃の先払い(家賃一ヶ月分程度)
  • 賃貸保証料:家賃半月分程度
  • 鍵交換費用:通常の鍵約20,000円弱、オートロック20,000〜30,000円程度
  • 火災保険料:約20,000円程
  • 消毒料:約10,000〜20,000円
  • 日割り家賃:月途中に賃貸契約した場合の月の残りの日数分の家賃

今まで一人暮らしや引っ越しを経験したことがない人であれば『こんなにお金がかかるの?』とか『こんなに必要な項目があるの?』と驚いてしまうかもしれませんが、部屋を借りる際には諸経費に加えて契約料も必要になってきます。

また、この他にも『管理費』や『共益費』というものも必要になってくることになり、物件による違いが大きいですが約1万円は見積もっておく必要があります。

ちなみにこれは、家賃に加えて毎月支払うものなので、部屋を探す時は、家賃に加えて『管理費』もしくは『共益費』を予算に入れて計算しておく必要があるということになります。

 

日割り家賃の計算

気になった人もいるかもしれませんが、引っ越しをする際には必ずしも、最初から月初めに引っ越しが可能なわけではありませんよね。

そのため最初に『日割り家賃』とうものが必要になってくるのです。

日割り家賃の計算方法は、まず月額でかかる家賃を31日間で割って計算しておきます。

その上で残りの日数を掛け合わせていくことになるわけです。

 

例えば月額の家賃が70,000円だったとしたら、70,000÷31日=2,258円ですよね。

そして残りの日数が10日であれば2258円×10日=22580円が日割り家賃になるということです。

 

ここまでが引っ越しをする前の、初期費用となります。

これだけの金額を、部屋を借りる際に契約として支払わなければなりません。

そのためにも、事前にお金を用意するか、もしくは貯金から切り崩していくことになるでしょう。

 

初任給と一人暮らしでかかる生活費の平均額で考えてみる

新卒の社会人として働いていく上で、どれだけのお金が必要になってくるのか、手取り18万円の場合で検証してみましょう。

そもそも大卒の初任給の平均額は200,400円とされています。

ここから所得税や健康保険料、厚生年金保険料を差し引くと、 手取りは180,000円ほどになるわけですね。

で、少し安めの家賃6万円で平均的な生活費とともにシュミレーションしてみると、以下のような費用になってきます。

  • 家賃:60,000円
  • 食費:40,000円
  • 電気ガス水道代:7,000円
  • ネット通信費:4,000円
  • 携帯電話使用料:5,000円
  • 交際費:12,000円
  • 雑費:11,000円
  • 合計:139,000円
  • 残額:41,000円

これはあくまで平均金額で算出したものであって、実際にここまで節約して生活できている人はかなり少ないでしょう。

生活費の平均金額について、もう少し詳しくみていきましょう。

 

家賃の平均額

まずは、一人暮らしの家賃の平均額。

これは約65,000円だとされ、全国平均です。

当然、都心部の方が高くなる傾向にあり、地方にいくほど安くなります。

都心で一人暮らしするのであれば、家賃は平均70,000円程度で、地方の場合は40,000円台にまで抑えることも可能です。

 

しかし、家賃と同時に考えなければいけないのは『交通費』であり、そこにかける所要時間。

いくら家賃が安いからといって、あまりにアクセスの悪いとことに住むべきではありません。

通勤のストレスだけでなく、結果的にお金がかかってしまう要因になってしまうからです。

 

働く企業によっては、福利厚生の中に社員寮や家賃補助といった住宅補助が充実している場合もあるので、ここの費用を抑えるために予め確認しておくようにしましょう。

 

食費の平均額

一人暮らしでかかる食費は、約50,000円。

1日2回外食をしたとすると月50,000円ほどかかってしまうんです。

当然、自炊をした方がいいわけですが、上手くやれば2〜3万円に抑えることも可能になってきます。

 

電気・ガズ代の平均額

電気ガス代は、エアコンの消費電力が電気代の大きな割合を占めるため、夏と冬では平均7,000円程度。

春や秋なら平均3,000円ほどとなっています。

水道代に関しては、お風呂が好きな人は高くなる傾向にありますが、普通に使用する場合は、高くても月々平均3,000円となるようです。

 

通信費の平均額

通信費はインターネットやスマホ代のこと。

これが意外にも大きな出費となり月々平均7,000円ほど。

スマホの利用に関しても、不要な保証やコースなどに加入していないか確認しておいて方がいいでしょう。

使わないのに契約していることがかなり多いので、定期的にプランを見直すことも必要です。

インターネットに関しても、今では普通に利用しようと思うと、固定回線であろうとWi-Fiルーターを持ち歩く場合であろうとさほど料金は変わらなくなっています。

 

交際費の平均額

社会人の主な交際費といえば飲み会。

最近ではおごってくれる先輩になんて期待できなくなっていますので、自分の分は自分で払うことを心掛けましょう。

飲み会は高く見積もって、1回5,000円かかるとして、週に1回・月に4回いくとして毎月平均20,000円だとされています。

 

これら以外にも生活必需品を揃えたりして雑費が約20,000円以上かかるとされています。

そう考えると、一人暮らしには月々だいたい200,000円ほどあると一通り普通の生活ができる計算になります。

 

20代一人暮らしの社会人の貯金額は?

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前述したように、手取り18万円で、多少切り詰めた生活をしていれば、毎月4万円は貯金することが可能でしょう。

一方で、ソニー生命の調査である『社会人1年目と2年目の意識調査 2016』によると、社会人1年目の1年間で貯蓄した金額の平均額は約45万円となっています。

この調査結果は大きく2つのグループに分かれています。

  • 貯金が0円~10万円が全体の38.6%
  • 貯金が40万円以上と回答した人の総合計は38.4%

ほとんど貯金できていないグループと、ある程度まとまった額を貯金できたグループに大別されてることが分かりますよね。

 

そもそもこの調査では一人暮らしも実家暮らしも含まれているため、単純に『家賃分』の金額の差が出てしまう。

そのため、実家暮らしである方が圧倒的に貯金しやすいことは明らかですね。

 

しかし、一人暮らしにおいても、娯楽に走らず贅沢をせずに生活していれば、毎月4〜5万円を貯金できることはできるため、年間で約48万は貯金することが可能だということ。

そのために必要な考え方を身に付けておきましょう。

貯金術を身につけることで、そもそも初期費用がかかってしまう新卒の社会人にとっては、2〜3年目以降に向けたライフスタイルを作っていくことができるようになるのです。

 

20代一人暮らしの社会人で生活費を抑え貯金をする7つのコツ

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収支を確実に把握する

これは当たり前かもしれませんが、きちんと自分の収支を把握できていない人は非常に多いです。

まず自分が使った分と得た収入に関しては、家計簿などを付けて確実に管理していくようにしましょう。

それこそが、節約して貯金をすることができる第一歩です。

 

最初から家賃の安い家にしておく

そもそも一人暮らしでかかる固定費の中で家賃はかなり多くの部分を締めています。

最初からいい部屋を選択してしまうと、それだけで生活費を圧迫してしまうことに。

まずは通勤のアクセスとバランスをみながら、できるだけ家賃の安い部屋を選ぶようにしましょう。

 

もし、最初の部屋選びに失敗してしまった場合は、先のことを考えて家賃の安い部屋へ引っ越すことも検討してみるべきです。

探せば安いところは必ずありますし、今では『シェアハウス』も流行っていますよね。

最低でも手取り給料の1/3以下の家賃で暮らすのが良いとされています。

 

弁当・水筒を持参し自炊を心掛ける

新生活は荒れないことが多く、とても忙しいですよね。

それでも、少しなれてきたところで自炊を心掛け、お弁当や水筒は必ず持参した方が圧倒的に食費を抑えることができます。

それだけでなく、外食を抑えることで健康維持にも役立ちます。

 

通信費を見直す

前述したように、通信費は意外にも生活費を圧迫しています。

インターネットの料金は極力抑えるべきですが、毎日使っているスマホを『格安スマホ(SIM)』などに変更することで、数千円以上抑えることが可能になってきます。

 

交際費を抑える

『飲みニケーション』のような言葉があるように、社会人にもなると、遊びに行くとい言うよりは付き合いでの飲み会が増えてきます。

さらに学生時代の友人との交流も加われば、それ以上にお金がかかってくることになりますよね。

飲み会は1回につき3,000円以上はかかる大きな支出の1つです。

外せない飲み会を断る必要はありませんが無駄に参加しないよう意識を持つことが大切です。

 

友人との飲み会はできるだけ『宅飲み』などにするようにしたり、しばらくはレジャーや旅行は控えた方がいいですね。

食べ物・飲み物を割り勘すれば1,000円~2,000円で十分楽しめます。

一人暮らしならではの、楽しく節約できる方法です。

 

車は持たない・売る

車は購入費用に加えて年間経費がかかります。

もし、車が必要ない場合は思い切って売却してしまいましょう。

車を売却すると家計はかなり身軽になります。

最近は地方都市でもカーシェアリングサービスが広がっているので、自分で車を持つ以外の選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

 

給与からの天引き

一番いいのは、会社や銀行で積立などをして給料から天引きにします。

すると貯金の分は計算せずに生活することができますし、その中でやりくりする力がついていくことになるでしょう。

毎月の貯金額の目安としては、月収の1割が良いとされています。

 

天引きにではないにしても、給料が振り込まれたらまず一番先に口座に入れるようにしましょう。

『残った金額を貯金に』という考えでは、絶対に貯まりませんし、使ってしまうことが多いです。

 

20代社会人で一人暮らしを始める際の注意点

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そもそも一人暮らしを始め、上手に生活していくためには、毎月のお金を把握するだけではなく、『考え方』も身に付けておくべきです。

もちろん、前述したように収支を把握することや、家賃を抑えることは大前提です。

それ以外の注意点について確認しておきましょう。

 

必要なものはケチらない

前述したように、新生活に必要なものは数多くあります。

ですので、とてもお金がかかるもの。

だからといってケチって粗悪なものを揃えてしまうと、かえってまたお金がかかることにもなります。

また同じようなものを買い直したりすることで、お金だけでなく無駄な時間を費やすことになったりしますよね。

 

まずは限られた予算を確実に決定し、その中で優先順位を付けていきます。

例えばスーツや靴は少し良いものを揃えると長持ちしますし、相手に与える印象もいいわけで、それが結果的に仕事につながったりすることもあるでしょう。

  • 入社前に必ず揃えねかればならないもの
  • 新生活が始まってから買うもの

を分け計画的に揃えていくことも必要でしょう。

 

計算のできる人はクレジットカードを持とう

もし、あなたがお金の管理をきちんとできるのであれば、クレジットカードを利用しましょう。

クレジットカードであれば、支払いと同時に『ポイント』を貯めることもできますし、現金と同等の価値として使用することができ、ちょっとした時に役に立ちます。

また、利率がかからない程度に分割払いなどをすることも可能で、負担を軽減することができます。

ただ、クレジットカードを持つことで、現金がなくてもモノを買うことができてしまうため、使い過ぎてしまう危険性もあります。

ですので、そういった収支の管理をきちんとこなせる人のみ検討していくようにしましょう。

 

貯金と現金の確保

貯金をしていれば平気、現金を持っていれば大丈夫、とどちらも安心してはいけません。

もちろん、急な出費に対して備えることは重要ですが、社会人にもなると予期せぬ出費の機会が必ずあります。

  • 冠婚葬祭
  • 体調不良
  • 急な飲み会
  • 必要機器の購入

など、貯金意外にも『使わないけどいざとい言う時に』という現金での備えは必要になってきます。

こちらも基本的に使わないという管理能力は必要ですが、最低でも10〜15万ほどあった方が良いでしょう。

 

初任給やボーナスを当てにしない

社会人になって一番嬉しくて楽しみなのは『ボーナス』と言う人もいるでしょう。

しかし、初任給には諸手当がつかず、さらに税金や保険料は引かれてしまうため額面の給与金額よりかなり少なくなってしまいます

総支給は20万円以上あったとしても、手取りは15〜18万円だったという人はかなり多いでしょう。

 

そして、夏前後には最初のボーナスがあることが多く、こちらに関しても実績が出ていない新入社員では数万円にとどまることが多いです。

これは企業や職種によって差がありますが、そこまでもられるわけではないことを前提に、収支の管理をしておいた方がいいでしょう。

むしろ、ないものとして考え、そのまま貯金しておくことで後で得した気分を味わう程度で良いと思います。

 

見直しをするつもりで

ここまでお伝えした内容も、全ての人に当てはまることではないですし、状況に応じて必ず見直す期間を設けておきましょう。

新生活に慣れていけば、節約出来る部分は増えるでしょうし、逆に使い所が増えるかもしれません。

計画を立てておくことは重要ですが、実際にやってみないとわからないことも多いのが現実です。

 

仕事内容によってライフスタイルも変わりますし、それによってかかるお金も変わるのです。

新生活に慣れてから見直す前提で、買い物も節約もあわてずにやっていきましょう。

 

20代一人暮らしの社会人の生活費用と毎月の貯金額まとめ

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一人暮らしにかかるお金の詳細をご紹介してきましたが、とにかくある程度計画的に動いた方がかかるお金を抑えることができます。

お金は使うものである一方で、計画的に貯めておけば気持ち良く生活もできるもの。

賢く生活をしていくことで得をすることは多いので、変化するライフスタイルに合わせて計画的に自分が持つ資産を動かしていきましょう。

まだ20代だからといって将来のことも考えておかないと、後悔することになってしまいますので、責任のが重くないうちに上手くお金を回せる力を身に付けておくといいですね。

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